ベトナム語ってどんな言葉? ベトナム語WEB留学
ベトナム語ってどんな言葉?
ベトナム語って、どんな言葉なんでしょうか。その特徴を見てみましょう。
文字
A〜Yまでのアルファベットに、ベトナム語独特の声調符号をつけて表記します。英語のアルファベットと違う点は、F, J, W, Z が使われない点、Dが2種類ある点(音が違う)です。
フランス統治時代以前は、チューノムという、漢字を応用した独自の文字が使われていました。
文法
文法は、主語・動詞・目的語という、英語とほぼ同じ語順が基本になります。しかし英語と違い、時制の変化がなく、単数・複数で形が変わらないなど、文法そのものはかなり単純で学びやすいといえます。
発音
12の(単)母音、28の(頭)子音、さらに6つの声調があるので、世界の言語の中でも、ベトナム語は発音の難しさがかなり高い言語にまります。
語彙
ベトナム語の語彙は、中国語経由の言葉が非常に多くあります。したがって、Trung Quoc (チュンクオック・中国)、Han Quoc (ハンクオック・韓国)、quoc gia (クオックヤー・国家)…等、漢字に直せる言葉が多いので、この点は日本人に有利です。
方言
ベトナム語は方言差が非常に多い言語で、北部・中部・南部で発音がかなり異なり(さらにその地域内でも細かな違いがあります)、出身地域が違うと、意思の疎通に支障をきたすことすらあります。
ベトナム語には、厳格な意味での標準発音と呼べるものがありません。イギリス英語のBBCイングリッシュや、アメリカ英語のCNNイングリッシュ、日本語のNHK発音のような、範とされるべき発音は、定まっていないといえるでしょう。
まとめ
まとめて見ますと、我々日本人がベトナム語を学ぶに当たって有利な点は、
1.漢字に変換できる、日本語と似た言葉が多くある
2.アルファベットが基調なので、文字面からもとっつきやすい
3.文法が単純
という点にあるといえます。中でも、1は大きいですね。抽象的な難しい語彙になればなるほど、この特徴が生きていきます。
逆に我ら日本人に不利な点は、やはりなんと言っても発音の難しさ。こればかりは、どうしようもありません。解決策は、できるだけ単語単位で話さないこと。文脈があれば、少しぐらい発音が間違えていても、わかってもらえます。
以上、ベトナム語の特徴を簡単にまとめて見ました。
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アルク社「月刊日本語」2006年11月号に、カラー2ページで掲載されました