「青いパパイヤの香り」っていうベトナム語の映画、知っていますか?
こちらはオンライン書店の「アマゾン」による、作品紹介。
『夏至』のトラン・アン・ユン監督。
あるベトナム人女性が少女から大人へと成長していく様を綴るドラマ。51年、10歳の少女・ムイは、サイゴンの一家に使用人として雇われる。家族との生活でさまざまことを学んだムイは、やがて美しい娘へと成長し…。
この映画のセリフを、今日本語に翻訳しています。
あ、別に僕が出版社に依頼されてやっているんじゃありません。
私が運営しているベトナム語オンライン教室
http://webvietnamese.com/
これの受講者特典としてプレゼントするためのものです。
もちろんDVDには日本語の字幕翻訳もあるのですが、この字幕、ベトナム語学習、という観点に立って見れば、あまり役に立ちません。
いや、別にこの映画の字幕翻訳がまずいっていうわけじゃないですよ。
字幕翻訳は通常の翻訳と違い、厳しい制約が課せられています。1秒に4文字(最近の映画は1秒3文字)、1枚の字幕に出せる最大文字数が13文字×2行」。
この限られた文字数の中で、いかに原作の雰囲気を損なわずに訳すか。字幕翻訳者というのは、いわば言葉の職人なわけです。
戸田奈津子さんなんか、「タイタニック」や「スターウォーズ」などの字幕でつとに有名ですね。
僕が今やっているのは、語学学習のための、「直訳に近い翻訳」。
で、この作業をしていて、何度も「うまいなぁ」と感心してしまいました。
例えば、こんなセリフ。
(そのお屋敷のおばあさんについて)
主人公:Ba noi hay la ba ngoai?
使用人:ba noi.
Ba noi は父方のおばあさん、Ba ngoai は母方のおばあさん、という意味ですね。ですから直訳すると、
「父方のおばあさん、それとも母方のおばあさん?」
「母方のおばあさんよ」
もし僕が訳すんだったら、「ご主人様のお母様?、奥様のお母様?」ぐらいでしょうか。
もちろんこれじゃ、文字数多すぎ、字幕翻訳のルールからはずれてしまいます。
で、字幕ではどう訳しているかというと…。
「あの人はだれ?」
「大伯母様よ。」
う〜ん、うまい!DVDに字幕翻訳者の名前が書かれていないのですが、だれが訳したんでしょう?
字幕翻訳、本当に奥の深い世界です。
字幕翻訳 ベトナム語WEB留学
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アルク社「月刊日本語」2006年11月号に、カラー2ページで掲載されました
ベトナム語学習のサイトを探して、こちらのサイトに辿り着きました。
日本で、日本語教師のボランティアをしていますが、生徒には、ベトナムの人が多く、私もベトナム語の学習を始めた次第です。
mailマガジンも登録しましたので、これから、宜しくお願いします。